マイスターは管楽器の製作だけでなく、修理や調整にも余念がありません。
工房への持ち込み修理はもちろん、部活動の現場やプロアーティストのライブ会場にも足を運び調整を行っています。
繊細な調整が求められるプロオーケストラ奏者から深いこだわりを持つジャズマン、学生をはじめとするビギナーまで、その要望は十人十色です。
マイスターたちは多様なプレイヤーの要望に応えることで、あらゆるシーンでの最適解を常にアップデートし続けています。
ROOTE8の吹きやすさや理想的なサウンドを求めるにあたり、開発段階からもプロユーザーの意見を取り入れています。
言語化が困難なプレイヤーの欲求までも演奏の中から見出すこと―――これを叶える楽器の製作には、少数精鋭のマイスターによる調整が必須でした。
生産効率を考慮する必要があるマスプロダクトでは成しえない、そんな楽器製作の研究を重ね「歌うようにいつまでも吹いていたくなるサックス」は完成しました。